現代の日本は多様性が見られるようになっています。これはあらゆる分野に見られることであり、ジェンダーや冠婚葬祭には特に顕著にみられる事象となって居るのです。かつての日本は固定概念や既成概念が強く、それに逸脱する人は変わり者であるとみなされたり、村八分や訳ありの人とレッテルを張られることもしばしばありました。ところが今ではそれぞれの人に考え方や価値観があり、それを尊重する風土に変わりつつあるのです。
葬儀一つとっても、旧態依然のように絢爛豪華な一般葬で行う人もいれば、究極に葬式を簡略化した直葬でしたり、身内や家族だけでアットホームな葬式を執り行う家族葬を選択する人もいます。さらには東京では埋葬スタイルもバラエティーにとんでいるのです。樹木葬や散骨、宇宙葬を選択する人もいます。また特に東京で人気が有るのは、納骨堂を活用することなのです。
納骨堂は宗教宗派を問わず入ることが出来て非常にん便利です。一般的な墓地のように掃除やメンテナンスも必要なく、維持管理費もほとんどかかりません。一般的な墓地は、天候に左右され思い立った時にお参りできないこともしばしばあります。ところが東京の納骨堂であれば屋内型で雷雨の時でさえもお参りすることができるのです。
バリアフリーでエレベーター完備で、多目的トイレなども設置されているので、高齢者や車いすの方も不便なくお参りできます。併設するお寺がきちんと法要などを営みます。